2007-09-24 ArtNo.40043
◆インド・サーバー市場、第2四半期に30%成長:IDC
【ニューデリー】インドの2007年第2四半期のサーバー出荷量は3万5615ユニット、工場出荷額(factory revenues)は1億6900万米ドルと、価格ベースで前年同期比30%の成長を見た。
ビジネス・スタンダードが9月21日報じたところによると、市場調査会社IDCは、『2007年第2四半期アジア太平洋地域法人サーバー四半期報告(Asia/Pacific Quarterly Enterprise Server Tracker, 2Q, 2007)』の中で以上の数字を掲げている。それによると、PC出荷台数は前期に比べ12%増加した。Hewlett-Packard (HP)が出荷台数と工場出荷価格の双方でトップに立ち、IBMがこれに続いた。
x86 Serverの出荷が3万3323ユニット、1億800万米ドルを記録、特に金融/インフラ/流通/製造業界向けが顕著に伸びた。メーカー別ではやはりHPがトップを占め、IBMそしてDellが続いた。
non-x86/Unix serverも2246ユニット、5500万米ドルをマーク、Sun Microsystemsが同セグメントをリード、以下IBM、HPの順。
インディアン・ブレード・サーバーの工場出荷額も165%の伸びを見、国内サーバー市場全体の8%のシェアを占めた。この点からもブレード・サーバーの人気が窺える。
IDC Indiaのアナリスト、Amit Dalal氏によると、インド・サーバー市場は次期四半期も力強い成長を遂げる見通しだ。ボリューム製品の需要はメトロの境界を越えて拡大しており、大規模な利用が図られる中で、ハイエンド及びミッドレーンジ・サーバーの需要も拡大する見通しと言う。
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