2007-09-21 ArtNo.40032
◆Moser Baer、チェンナイにソーラPV工場建設
【チェンナイ】ニューデリー拠点の光学記憶媒体製造会社Moser Baer India Ltd(MBIL)は、中央政府が半導体政策運用ガイドラインを発表した数日後、2000クロー(US$4.96億)を投じてタミールナド州Chennaiに光電池(PV:photovoltaic)製造施設を設ける方針を発表した。
ビジネス・スタンダードとヒンドゥー・ビジネス・ラインが9月18日報じたところによると、太陽光等の光から電力を生産するPVは、太陽電池(solar cell)とも呼ばれ、マイクロ電子産業で広く用いられているシリコンや薄膜から製造される。太陽電池(solar cell)をフレームやプラットフォーム上に実装したものをPVモジュールと称し、MBILはソーラセルとPVモジュール双方を製造する。
ソーラPV製造施設はOragadam-Sriperumbudur SIPCOT特別経済区(SEZ)の120エーカーの土地に設けられるが、MBILは将来の拡張需要に備え250エーカーの土地の割当を求めている。
工場は2段階に分けて建設され、第1段階では、用地確保後15-18ヶ月内に単層薄膜ソーラ製造施設が設けられる。
MBILのDeepak Puri重役(MD)がConnect2007の会場で発表したところによると、新施設はエンジニアやリサーチ・サイエンティストを含む約4000人の雇用を創出する。必要経費は内部余剰金で賄う。新工場は向こう3-5年間に10億米ドルの収入をもたらす見通しと言う。
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