2007-09-19 ArtNo.40022
◆ジャールカンド州、SAILへの鉱山リースの意向表明
【ジャムシェドプル】ジャールカンド州政府はSteel Authority of India Ltd(SAIL)のニーズに応じ鉄鉱山を同社にリースする用意がある。
エコノミック・タイムズが9月14日伝えたところによると13日、ジャールカンド州West Singhbhum県Guaにおいて記者から同県の鉱山を巡るSAILとの訴訟に関して質問されたMadhu Koda首席大臣は以上の考えを語った。SAILは長期にわたり、これらの鉱山の開発を全く手掛けて来なかった。このため州政府はこれらの鉱山のリース権を全て取り消したが、これがきっかけとなり、SAILと州政府の間にChiria鉱山のリースを巡る法廷訴訟が生じた。
同相によると、SAILが採掘活動を続けている他の鉱山に関しては、SAILのリース権を引き続き認める。SAILは、多くの投資家と覚書を交換した州政府の立場を理解すべきである。Arcelor-Mittal/Jindal/Essar/Bhusan Steelを含む少なからぬ投資家がジャールカンド州への投資を希望しており、州政府はこれら投資家と結んだ覚書を履行せねばならない。SAILは先ずBokaro Steel Plantの拡張計画を実行すべきであり、そうすれば州政府も必要な便宜を全て提供すると言う。
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