【コルカタ】西ベンガル州のBuddhadeb Bhattacharjee首席大臣は、大型店襲撃事件が頻発する中で、小売市場近代化計画を放棄、政策を180度転換し、外資の食品小売ビジネス進出や、組織部門大型店の都市進出を禁じる方針を打ち出した。
インディアン・エクスプレスとビジネス・スタンダードが9月15/17日伝えたところによると、インド商工会議所連盟(FICCI:Federation of Indian Chambers of Commerce and Industry)が14日主催した経営者会議の席上、Bhattacharjee首席大臣は「我々は外国人から国産野菜を購入することを望まない。しかし卸売りについては試験的に許可する可能性を検討する。もし組織部門小売業者が農民と消費者を結ぶ流通経路に介入するなら多くの者が職を失うことになる」と指摘した。
同相によると、地元組織部門業者はあるいはある種の条件の下に同流通経路に進出することを認められる。しかし穀類の販売は認められず、組織部門小売業者の都市中心街(city proper)への進出は禁じられると言う。