SEAnews 2007-09-17 ArtNo.40006

【ハイデラバード】年商156億ユーロの電力／自動化ソリューション・プロバイダー、Schneider Electricはアンドラプラデシュ州Hyderabad近郊に設けたインドにおける10番目の工場を来月稼働させる。
インディアン・エクスプレスとヒンドゥー・ビジネス・ラインが9月12／14日報じたところによると、Schneider ElectricのJean-Pascal Tricoire社長兼CEOは、9月11～13日に同社がハイデラバードで主催した『Initi@tive India 2007』と題する会議の会場で以上の消息を明らかにした。同会議にはSchneider Electricの顧客とビジネス・パートナーが参加した。それによると、500万ユーロを投じて建設中の新工場は低圧気中遮断器(Air Circuit Breaker)等のユニークな製品の製造を手掛け、製造品目は拡大される。雇用される400人の労働者の95％は女性で占められる。
インドにおけるビジネスと従業員数は過去3年間に何れも3倍に拡大、工場数も買収と新規建設を通じ、当初の2工場から現在の9工場に増えた。現在同社は5500人を雇用しており、こうした成長基調は今後も持続する見通しだ。
インドにおける事業には、製造施設、自動化ソリューション・センター、グローバル・テクノロジー・センター、研究開発(R&D)センター、顧客ケアが含まれ、それぞれの部門の成長が見込まれている。この他、地域コンピテンシー・センターの設置も計画していると言う。