【コルカタ】Steel Authority of India Ltd (SAIL)は2020年までに鉄鋼年産能力を現在の1350万トンから6000万トンに拡張し、その時点で2億トンに達すると見られる国内鉄鋼生産能力の30%のシェアを維持する方針だ。
インディアン・エクスプレスとザ・ヒンドゥーが9月11/12日報じたところによると、SAILのS K Roongta会長は、商業会議所(MCC:Merchants Chamber of Commerce)が11日主催したセミナーの席上、以上の目標を明らかにした。
それによると、鉄鋼年産能力を2006-07年の1300万トンから2012年までに2600万トンに拡張するコストは4万クロー(US$99.11億)と見積もられるが、同資金の50%は内部余剰で、残りの50%は借入で賄う。
生産目標について質問されたRooongta氏は、「Ram Vilas Pawan鉄鋼相は2020年に国内の年間鉄鋼生産能力が2億トンに達すると見ており、Tata Steelは1億5000万トンと予想している。いずれにせよSAILは現在の30%の国内シェアを維持することを目指している。SAILがジャールカンド州Ranchiに設けた研究開発(R&D)部門は2020年までの製造計画の立案に着手したところで、鉄鋼相の予想どおりなら、SAILの設備能力は2020年には6000万トンに拡大される」と語った。