1995-01-04 ArtNo.4
◆<星>伊勢丹、半期損失147%増加
【シンガポール】イセタン・シンガポールは先月29日、前年同期(S$301万)比147%増の741万Sドルの半期純損失を報告した。シンガポール証取(SES)上場の百貨店ではこれ以前にC.K.タンとメトロ小売り部門も多額の半期損失を報告している。
伊勢丹のグループ営業額はショー・ハウス店舗の貢献もあって前年同期の1億87万Sドルから1億759万Sドルに6.7%拡大したものの、競争の加熱や、人件費/賃貸料等の高騰に伴う運転コストの上昇で営業収支は前年同期の161万Sドルの利益から296万Sドルの損失に転落、ボトムラインの損失も前年同期の26万8000Sドルから740万Sドルに急増した。地下鉄オーチャード及びドービー・ゴート両駅店舗のクローズで下半期の業績は改善が見込まれるものの、同業間の競争や労働市場逼迫の影響は今後も持続する見通しと言う。(ST,BT,LZ:12/30)
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