2007-09-10 ArtNo.39986
◆イスラエル、インド半導体産業に設備/技術の売り込み目指す
【バンガロール】イスラエルの半導体産業関連企業代表団がハイエンド設備の納入や技術提携を目指し、半導体ウエハー・ファブの建設を計画するSemIndiaやHindustan Semiconductor Manufacturing Co、さらには組込ソフト及びチップのデザイン/検査サービスを提供するTata Consultancy Services/Wipro/MindTree Consulting/L&T Infotech等の情報技術(IT)企業と商談を進めている。
ビジネス・スタンダードが9月7日伝えたところによると、年間35億米ドルの電子製品を輸出しているイスラエルにはファブレス・ハウス100社以上、半導体機器製造業者30社、パッケージング技術会社5社、半導体製造・検査施設3工場が存在する。
イスラエル輸出国際協力機関(IEICI:Israel Export and International Cooperation Institute)のMichael Admonビジネス開発担当部長(産業部)によると、イスラエル業界は急成長が予想されるインド半導体産業の形成に参加することを望んでおり、地元パートナーと提携し独自のファブ施設をインドに設ける可能性も存在すると言う。
代表団には、Applied Materials/CI Systems/Contel Automation and Control/Filt Air/Habonim Industrial Valves/Ham-Let Products/ITH Israeli Test House/Nova Measuring Instruments/Pach Taas (Ashkelon)/Tower Semiconductors等が名を連ねている。
1ヶ月前には台湾のチップ・デザイン企業チームもインドを訪れており、インド半導体産業に対する世界的な関心の高さが窺える。
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