2007-09-07 ArtNo.39973
◆Intelが中/越を選んだ理由は半導体政策発表の遅れ
【ニューデリー】インド政府は半導体政策の発表に手間取りIntel Corporationの投資を取り逃がした。インテルはインドに半導体工場を設ける計画を見送る一方、中国とベトナムに半導体工場を新設する方針を決めた。
ヒンドゥー・ビジネスライン、ビジネス・スタンダード、デカン・ヘラルド、ザ・ヒンドゥーが9月4/6日伝えたところによると、インテルのCraig R. Barrett会長はこのほど以上の消息を語った。
それによると、交渉開始時点でインド政府の政策はまだ十分に練られていなかった。インフラなどの点でインドに不満はないが、インド政府が半導体政策を発表する前にベトナムと中国における計画が固まった。インドは依然として優先リストの上位にあり、次の投資では必ず検討するが、現時点では十分な製造能力が存在するため、インドに工場を設ける計画はないと言う。
インテルは25億米ドルを投じて中国に工場を新設し、300ミリ技術を用いてウェハーを製造する。年内に着工し、2010年上期に操業を開始する予定だ。同社はカルナタカ州Bangaloreにおけるエンジニアリングとソフトウェア業務を強化する考えと言う。
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