2007-09-07 ArtNo.39971
◆Power Grid、US$136億投じ送電能力拡張
【ニューデリー】国営送配電会社Power Grid Corporation of India Ltd(PGCIL)は向こう5年間に5万5000クロー(US$136.27億)を投じて、送電能力を現在の1万4000MW(メガワット)から2012年までに3万7000MWに拡張する計画だ。
エコノミック・タイムズが9月1日報じたところによると、PGCILのR P Singh会長兼MDはこのほど以上の消息を語った。それによると拡張プロジェクトの負債/自己資本比率は70:30。自己資本分は内部余剰と新株発行により賄う。向こう5年間に投じられる5万5000クローの一部は通信事業にも充当される。
PGCILは9月10日に額面10ルピーの新株573億9000万株を、100%ブック・ビルディング方式により1株44~52ルピーで公開し、2525~2984クロー(US$6.26億-7.39億)を調達する。これは増資後の総発行株式の13.64%に相当する。その際中央政府も5%の持ち分を放出する。
調達した資金は15件、総額1万2280クロー(US$30.43億)の投資プロジェクトの一部に充当される。PGCILは6万1875サーキット・キロの送電網を有するが、上記15プロジェクトにより1万3022サーキット・キロが追加される。ちなみに1万2280クローの内4278クロー(US$10.6億)は2007年3月31日までに既に投資されている。
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