2007-08-29 ArtNo.39932
◆Bajaj Auto、Akurdi工場の操業停止
【プネー】二輪車販売が急減する中、Bajaj Auto Ltd(BAL)は9月1日からマハラシュトラ州Pune近郊Akurdi工場の操業を停止する方針を決めるとともに、労働者の週間勤務日数を6日から4日に短縮した。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインとデカン・ヘラルドが8月25日、BALオフィシャルの言として伝えたところによると、BALは目下、スクーター『Kristal』の生産をAkurdi工場からマハラシュトラ州Aurangabad近郊のWaluj工場に移動中で、在庫調整に伴い110 cc Discoverの製造は既にストップしている。
BALのRajiv Bajaj重役(MD)は7月の年次総会の席上、価格競争力の上からAkurdi工場を閉鎖する可能性を示唆していた。
BALは最近Waluj工場の約4000人の労働者に比較的大幅な昇給を認めたが、同社オフィシャルは、「Akurdi工場については全く異なる労使契約をまとめる必要がある。Akurdi工場の競争力を回復するには、管理層も労働者もある種の犠牲を受け入れてもらわねばならない」と語った。それによると、週4日就労は技術的な調整に過ぎない。Akurdi工場の月産能力は5万台だが、現在の月間生産量は3000台に満たず、2700人の冗員が生じている。労働者は8月に入って以来、週4日間勤務し、5.5日分の週給を受けている。このため一層の協議が必要と言う。
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