2007-08-29 ArtNo.39930
◆Vedanta Aluminaオリッサ工場、アルミナの出荷開始
【ブーバネスワル】ロンドン拠点Vedanta Resources Plc(VRP)傘下のVedanta Alumina Ltd,(VAL)は、オリッサ州Kalahandi県Lanjigarhに設けた新製錬施設からアルミナの出荷を開始した。
インディアン・エクスプレスが8月23日、VAL筋の言として報じたところによると、8月21日に50トンのアルミナが、姉妹会社Bharat Aluminium Company(Balco)がチャッティスガル州Korbaに設けたアルミニウム精錬所向けに初出荷された。Balcoは現在合計年産34万5000トンのアルミニウム製錬施設を擁するが、年間キャパシティーを100万トンに拡張する計画を最近発表した。
VALはOrissa Mining Corporation (OMC)から調達したボーキサイトを原料に8月14日から年産140万トンの製錬施設の商業運転を開始した。VALの製品は1.7ミクロンと、45ミクロンのベンチマークや国営National Aluminium Company Ltd (Nalco)の8~9ミクロンを遙かに下回る。同数字は低いほど高品質で、VALはBalcoのアルミナ需要を全て賄える。
OMCはVRPと州内のNiyamgiri鉱山で採取したボーキサイトをVALに供給する合弁契約を結んでいる。VRPはオリッサ州Jharsugudaに年産25万トンのアルミニウム製錬施設と1000MW(メガワット)の発電施設を新たに設ける計画だ。
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