2007-08-27 ArtNo.39925
◆Bhilai Steel Plant、高速列車用レールの試験製造開始
【ビライ】国営Steel Authority of India Ltd (SAIL)がチャッティースガル州Bhilaiに設けたBhilai Steel Plant(BSP)は、Lalu Prasad鉄道相が幹線鉄道に高速列車(high-speed train)を導入することをまだ決めていないにも関わらず、特殊レール製造の準備を進めている。
インディアン・エクスプレスが8月23日報じたところによると、BSPはIndian Railways(IR)に独占的にレールを納入している。BSP筋によると、特殊レールは高速列車の運行に耐えられるようレール上部の強度が高められる。やはりSAIL傘下のジャールカンド州Ranchiを拠点にするResearch & Development Centre for Iron & Steel (RDCIS)がBSPに協力し、レールの開発を進めている。
オリッサ州Jharsuguda県に設けられた施設でテストされているバナジウム製レールは、将来の列車の高速化と負荷重量の増大に対応するため開発されたもので、高速鉄道回廊プロジェクトにも用いることができる。検査に合格すればJharsuguda路線に先ず使用される。BSPは1ヶ月半前から試験的にこの種のレールの製造を開始しており、今後、様々な検査やテストを施す計画と言う。
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