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2007-08-24 ArtNo.39905
◆安倍首相、両院会議で『二つの海の交わり』と題して講演
【ニューデリー】安倍晋三首相は21日催されたインド国会上下両院会議の席上、『広域アジア(broader Asia)』構想を提起、国防/安全/経済領域における二国間の協力を拡大し『自由と繁栄の弧(arc of freedom and prosperity)』を形成するよう提案するとともに、包括的経済協力協定(CEPA:Comprehensive Economic Partnership Agreement)交渉を早期に妥結させ、向こう3年間に二国間貿易総額を200億米ドルの大台に乗せることに期待を表明した。
インディアン・エクスプレスとビジネス・スタンダードが8月22/23日伝えたところによると、Hamid Ansari副大統領、Manmohan Singh首相、Somnath Chatterjee下院議長も列席した両院合同会議の席上、安倍首相は、ムガール帝国のダーラー・シコー(Dara Shikoh)皇太子の著書にちなんで「二つの海の交わり(Confluence of the Two Seas)」と題して講演、ダーラー・シコーの思想的後継者スワミ・ヴィヴェ-カ-ナンダ(Swami Vivekanand)の著述や、アショカ(Ashoka)王/マハトマ・ガンディ/ジャワハルラル・ネールの言行等も引用して20分間にわたりスピーチした。
安倍首相は50年前に日本の首相としてインドを最初に訪問した祖父の岸元首相を市民集会を催して歓迎したジャワハルラル・ネール首相を想起し、「インドは敗戦国日本の政府開発援助(ODA:Overseas Development Assistance)を受け入れた最初の国であり、祖父は生涯そのことを忘れることがなかった」等と語った。
首相はさらに協力可能な様々な領域を概括し、エネルギー/インフラ領域、取り分けデリー/ムンバイ間とデリー/コルカタ間の『貨物専用鉄道(dedicated freight corridor)』プロジェクトや『デリー/ムンバイ産業回廊(Delhi-Mumbai industrial corridor)』プロジェクトに対する支援を約束した。しかし原子力領域における協力には言及しなかった。
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