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2007-08-20 ArtNo.39902
◆Shipping Corporation、造船事業進出計画
【ニューデリー】年商4210クロー(US$10.43億)の国営海運会社Shipping Corporation of India Ltd(SCI)は、国際企業と手を組むか、公共民間協力(PPP:public-private partnership)コンセプトに基づく大型造船所の建設計画に関心を表明したコンソーシアムに参加することを通じ、造船事業に進出することを計画している。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが8月16日伝えたところによると、海運省はこれ以前にインド亜大陸東西両岸にそれぞれ国際水準の造船所を設けるため、関係方面に意向書(EOI:expression of interest)の提出を求めた。Bharati Shipyard/Larsen & Toubro/韓国のSTX Shipbuilding等がEOIを提出したが、SCIはEOIを提出しなかった。とは言え、実際に入札が募集される際には、EOIを提出しなかったものも応札できる。
SCIオフィシャルは「造船事業進出に関心を抱いており、国際造船会社と提携交渉を進めているが、如何なる方式で進出するかは未定」としている。同オフィシャルによると、4800クロー(US$11.89億)の現金余剰を有するSCIは、造船合弁事業には少なくとも26%出資、取締役会の1席を占めることを望んでいる。投資額が500クロー(US$1.24億)以下なら閣議の承認を得る必要もない。海運省は2006年末、同社に宛てた書簡の中で既存ビジネス以外の領域に進出することを認めている。
SCIは、資金力を有する港湾当局と手を組み大規模な浚渫会社を組織することも検討しており、コンサルタントがこの方面の詳細調査を進めていると言う。
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