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1995-02-06 ArtNo.399
◆＜星＞個人向け無抵当融資／自動車ローンの規制強化
【シンガポール】シンガポール金融管理局(MAS)は3日、過度な国民消費や個人向けローンの不健全な成長を抑制する狙いから、無抵当融資及び自動車ローンに対する厳しい規制措置を発表した。
新ガイドラインの下、銀行、マーチャント・バンク、金融会社は2月6日以降、年収3万Ｓドル以上の顧客にのみ、最大2カ月分の給与に相当する無抵当個人融資を行うことができる。また個人向け自動車ローンは自動車所有権証(COE)を含む自動車価格の70％まで認められ、返済期間は最大7年に制限される。以上のガイドラインは6日以降の新規貸付、及び貸付の更新にのみ適応され、また抵当融資は対象とされない。統計によれば、昨年の専門職／個人向け銀行融資は47.4％増加、銀行貸付全体の伸び率16％を大きく上回った。また銀行融資に占めるこの種のローンの比率も15.1％と、前年の11.9％から顕著に拡大した。 当地自動車販売業者は新規則により、自動車需要が減退し、ビジネスに影響を受けると深刻に受けとめている。また自動車協会筋は自動車の増加に対する抑制効果が有るとするとともに、今後小型車の需要が相対的に拡大すると予想している。(ST,BT,LZ:2/4)
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