2007-08-17 ArtNo.39884
◆Jubilant、ピリジン/ピコリン製造能力拡大
【ムンバイ】製薬受託製造会社Jubilant Organosys Company Ltd(JOCL)は、ピリジン(pyridine)とピコリン(picoline)の増大する需要に応じるため、ウッタルプラデシュ州のGajraula工場におけるこれら2化学物質の年産能力を4万2000トンに拡大するプロジェクトに1500万米ドルを投じる。
エコノミック・タイムズとヒンドゥー・ビジネス・ラインが8月14/16日伝えたところによると、JOCLはボンベイ証券取引所(BSE)にこのほど以上の報告を行った。JOCLのShyam S Bhartia会長兼MDとHari S Bhartia副会長兼副MDによると、ピリジンとその派生品は同社製薬部門と生物科学部門の主要な成長領域で、現在同社は150種類以上のピリジン派生品を手掛けている。ピリジンとその派生品ビジネスの20~25%の成長を維持するため、同社はピリジンの製造能力を23%拡張する。
JOCLはまた社内の需要に応じるためホルムアルデヒド(formaldehyde)の製造能力も拡張している。新施設は2008年7月までに稼働する予定だが、それまでの間は国内市場で不足分を調達すると言う。
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