2007-08-15 ArtNo.39871
◆Balco、チャッティースガル州にアルミ製錬施設計画
【ライプル】Bharat Aluminium Company Ltd(Balco)は8100クロー(US$20.07億)を投じ、チャッティースガル州Korbaに年産65万トンのアルミニウム製錬施設を設ける覚書を同州政府と交換した。
ザ・ヒンドゥーとビジネス・スタンダードが8月10/13日報じたところによると、Balcoの親会社Vedanta Resources Plc(VRP)のAnil Agarwal会長とRaman Singh首席大臣立ち会いの下8日、関係覚書の調印式が催された。Agarwal会長が席上語ったところによると、プロジェクトが完成すれば、Balcoのアルミニウム年産能力は100万トンに達し、Korba工場は単一の施設としては再度世界最大のアルミニウム製錬施設になる。
しかしAgarwal会長は「新プラントの建設は必要な用地が州政府により提供されることが前提になる」と付言した。
Balcoが1000エーカーの土地を不法占拠しているとの非難に触れ、同氏は「問題の土地はBalcoが2001年に民営化される前に手に入れたもの」とするとともに、「法廷の如何なる判決も受け入れる用意がある」と語った。同氏によると、Balcoは所謂不法占拠地に対する州政府の法的措置停止を命じる法廷判決を獲得していると言う。
Agarwal会長はさらに、「州政府の協力を得て、Korba地区に特別経済区(SEZ)を設けることができるなら、周辺の産業に低コストな電力を供給することができる」と語った。
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