SEAnews 2007-08-13 ArtNo.39867

【チェンナイ】Mitsubishi Heavy Industries India Precision Tools Ltd(MHI-IPT、旧社名SRP Tools Ltd)は50クロー(US$1239万)を投じタミールナド州Vellore県Ranipetの既存工場に隣接して新工場を設け、歯切り工具の製造能力を2倍に拡大した。
ヒンドゥー・ビジネス・ライン、エコノミック・タイムズ、ザ・ヒンドゥーが8月9／10／11日伝えたところによると、MHIIのHidetaka Horioka重役(MD)は9日以上の消息を明らかにした。それによると10日、州都Chennai近郊に正式オープンした新工場の床面積は4000平米弱、最先端のCNC機器30台を含む機械設備約80台を擁する。インド自動車産業の年産量は2003年の100万台から2006年の200万台に拡大、2010年までに400万台に達するものと見られ、歯切り工具の需要も急増している。
MHI-IPTの今年の売上げは昨年の36クロー(US$892万)から60クロー(US$1487万)に拡大が見込まれ、同社は2009年までに2006年レベルの2倍に売上げを拡大することを目指している。マーケッティングとディストリビューションは地元パートナーのVoltasが引き受けている。製造能力の限界からこれまで思うに任せなかった輸出の拡大も計画しており、輸出比率は現在の2％から2015年までに50％に拡大、同年の売上げは200クロー(US$4955万)に達する見通しだ。
MHI-IPTのS. Srinivasan取締役によると、市場シェアも現在の35％から3年内に50％に拡大するものと予想される。主要顧客には、Tata Motors／Ashok Leyland／Mahindra & Mahindra／Hero Honda／TVS Motorが含まれると言う。