【ニューデリー】自動二輪車の7月の販売台数は50万3356台と、昨年同月の55万8982台に比べ9.95%の落ち込みを見た。
エコノミック・タイムズ、ヒンドゥー・ビジネス・ライン、ビジネス・スタンダードが8月9/10日、インド自動車製造業者協会(SIAM:Society of Indian Automobile Manufacturers)の発表を引いて報じたところによると、モーターサイクルの7月の販売台数は、昨年同月の45万3152台から37万5004台に17.25%減少した。しかしスクーターとスクータレットのそれは同7万6495台から8万7830台に14.81%増加した。市場観測筋によると、モーターサイクル販売不振の原因としては、ローンの獲得が困難になったことのほか、購買意欲をそそる新モデルの発売が少なかったことが挙げられる。
Hero Hondaの二輪車販売台数は昨年同月の21万8515台から18万6848台に14.49%、Bajaj Autoは同14万465台から11万6308台に17.2%、TVS Motor Coは同6万31台から3万5237台に41.3%、それぞれ下降した。
しかしHonda Motorcycle and Scooter Indiaの二輪車販売台数はスクーターの好調に支えられ、同4万170台から5万1062台に27.11%増加した。スクーター/スクータレットの販売に限っては、TVS2万3165台(2万4796台)、Hero Honda Motors7861台(6224台)、Bajaj2920台(1347台)と(括弧内は昨年同月の数字)、TVSを除き概して昨年同月の実績を上回った。