【ムンバイ】アンドラプラデシュ州沖合Krishna Godavari(KG)海盆におけるReliance Industries Ltd(RIL)のD6ガス田の価格設定を巡る論争の影響で、炭化水素総局(DGH:Directorate General of Hydrocarbons)は、新探査ライセンス政策(NELP:New Exploration Licensing Policy)下の第7次入札の募集期日を8月から11月に延期した。
インディアン・エクスプレスが8月5日伝えたところによると、インド産業連盟(CII:Confederation of Indian Industry)が4日主催した『探査生産の機会と挑戦(Emerging opportunities and challenges in exploration and production)』と題するセミナーの席上、VK Sibal炭化水素総監は、以上の消息を明らかにした。
Nelp-VIIでは、各5000~9000平方キロの約25ブロックが入札にかけられる。Exon、Chevron、BP、BG等多くの外国石油探査会社が最近、中央政府に対して「入札手続きをより透明なものにし、主に利益分与方式の契約を一旦締結したなら、その内容を遵守せねばならない」との意見を提起した。中央政府はまたガス価格政策をより透明なものにし、ガス価格の設定に関する当局の権限を強化する準備の半ばだったことから、DGHの今回の措置が注目されている。