SEAnews 2007-08-08 ArtNo.39844

【ニューデリー】米系小売会社Wal-Mart Storesとインドの大手民間テレコム企業Bharti Enterprisesは6日キャッシュ＆キャリー卸売りビジネスと後方サプライ・マネージメントを手掛ける50：50の合弁会社Bharti Wal-Mart Private Limited(BWPL)を設立する合弁協定に調印した。
デカン・ヘラルド、ビジネス・スタンダード、インディアン・エクスプレス、ヒンドゥー・ビジネス・ライン、ザ・ヒンドゥーが8月7日報じたところによると、Bharti EnterprisesのRajan Bharti Mittal重役(MD)とWal-Mark India CountryのRaj Jain社長はこの日共同記者会見し、以上の発表を行った。それによると、2008年末に最初のキャッシュ＆キャリー卸売り店舗をオープンし、その後7年間に全国の2級(Tier-II)／3級(Tier-III)都市に同様の店舗10～15店を展開、5000人を雇用する。店舗スペースは5万～20万平方フィート。しかし投資額は明らかにされなかった。
一方、Wal-MartとBharti Enterprisesの完全出資子会社Bharti Retail Ltdは、別にフランチャイズ契約を結んだ。同契約の下、Bhartiはフロント・エンド業務を手掛け、Wal-Martはバックエンドのサプライチェーンとロジスティクス業務を引き受ける。