2007-08-06 ArtNo.39842
◆ウタラーカンド州、Dehra DunにIT特区開発
【ニューデリー】ウタラーカンド州政府は州都Dehra Dun近郊Sahasardhara Road沿いの37エーカーの土地に情報技術(IT)特別経済区(SEZ)を開発する計画で、既に中央政府の承認も得ている。
ビジネス・スタンダードが8月3日、州政府筋の消息として報じたところによると、当該地には州政府の手で目下ITパークが開発されている。ウタラーカンド州工業開発公社(SIDCUL:State Industrial Development Corporation of Uttarakhand)がSEZ開発主体を務める。SIDCULオフィシャルによると、州政府はウタラーカンドをITハブにする計画で、既にInfosys、Wipro、HCL等の大手IT企業に接触、誘致を図っている。
一方、ITパークはSahasardharaの60エーカー以上の土地に85クロー(US$2106万)を投じて開発される。州政府はTata Consultancy Services(TCS)をアンカー・テナントとして誘致することに成功しており、後者は、プラグ&プレイ施設やSoftware Technology Park of India (STPI)インキューベーション・センターが入居するサイバー・タワー2棟から成る300万平方フィートの施設を設ける。
ITパークの開発はGangotri Enterprisesが請け負っており、ヘルスクラブ、フードコート、バックアップ発電施設、サービス・アパート、交通手段等の施設が備えられる。ITパークのフロア・スペースはIT/BPO/コール・センター関連企業にリースされると言う。
|