2007-08-06 ArtNo.39840
◆電子産業売上げ2011年にはUS$320億に:Gartner
【ニューデリー】インドの電子機器産業の年商は2011年までに現在のほぼ2倍の320億米ドルに拡大する見通しだ。
エコノミック・タイムズ、ビジネス・スタンダード、ザ・ヒンドゥーが8月3/4日、市場調査会社Gartnerの発表を引用し報じたところによると、電子機器売上げは国内需要の増大を背景に複合年間成長率(CAGR:compound annual growth rate)18%以上の成長を遂げており、2006年の140億米ドルから2011年には320億米ドルに達するものと見られる。
半導体消費も同様の成長を遂げており、国内市場規模は2006年の28億米ドルから2011年の72億米ドルに拡大するものと予想される。
電子機器産業は、1)通信機器、2)消費者用電子製品、3)データ処理装置、4)工業用電子、5)自動車用電子、6)航空電子から成り、中でも消費者用電子製品部門が全体の39%と、最大のシェアを占めている。以下、通信機器のシェアが2006年の電子機器製造全体の38%を占め2位、データ処理装置のそれが12%で3位を占めた。
半導体部門では、通信機器が全体の46%を占めトップ、データ処理が24%で2位、消費者用電子製品が22%で3位につけた。通信機器部門の成長は携帯電話端末の製造により、データ処理部門はデスクトップPCとラップトップPCの製造により、消費者陽電子製品部門はTVやその他の視聴覚機器により、それぞれ牽引されている。
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