2007-08-06 ArtNo.39838
◆Bajaj、ウタラーカンド州にUS$4億新工場計画
【ニューデリー】インド第2のモーターサイクル・メーカー、Bajaj Auto Ltd(BAL)はウタラーカンド州に1600クロー(US$3.96億)を投じて三輪/四輪車工場を設ける計画だ。
インディアン・エクスプレスが8月1日、消息筋の言として伝えたところによると、BALはウタラーカンド州政府に同州における2番目の工場用地の割当を申請した。BALは既に同州Pantnagarに年産能力100万台のモーターバイク製造施設を設けている。
中央政府の政策の下、ウタラーカンド州に投資するものは法人所得税と消費税を免除されるため、Tata Motors、Mahindra & Mahindra、Hero Honda、そしてBAL等が既に進出もしくは進出を決めている。このため自動車メーカーのミニ製造ハブとして急浮上し、部品納入業者のベースも形成されつつある。
BALは新工場用地として400エーカーの土地の割当を求めており、補助工業用に追加の土地の割当を求める可能性もある。
BALオフィシャルは以上の消息を確認するとともに、「商用車製造工場の用地を物色しており、ウタラーカンドは選択肢の1つ。今や全国の州が大型プロジェクトの誘致にしのぎを削っている」、「オプションは開かれたまま」と付言した。
一方、ウタラーカンド州政府筋は、「400エーカーの土地を用立てるのは困難で、100エーカー前後になるのではないか」と見通した。
インディアン・エクスプレスは2日には、ロイター電を引用し、BALがウタラーカンド州に10億ルピー(US$2477万)を投じて新工場を設けることを計画していると報じた。
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