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2007-08-06 ArtNo.39837
◆Tata Motors、南部に世界最大のバス工場計画
【ニューデリー】Tata Motors Ltd(TML)は世界最大のバス製造施設を設けるため、インド南部の工場用地を物色している。
エコノミック・タイムズが8月4日報じたところによると、TMLのRavi Kant重役(MD)はこのほど同紙に以上の計画を語った。自動車業界の消息によれば、TMLはカルナタカ州とゴア州をバス工場の候補地として注目しているが、最終方針はまだ決まっていない。バス工場は2008年に準備が整うものと見られ、当初バスとコーチの完成車を年間7000台製造する能力を備える。
TMLはブラジル拠点の世界最大のバス・メーカー、Marcopoloと合弁を組んでおり、TMLが支配権益を握る合弁会社の当初投資額は200クロー(US$4955万)。Marcopoloはマス・ボリューム・メーカーとして知られる。
第2段階の拡張計画に当たっては、スペインを拠点にする欧州最大の豪華バス・メーカー、Hispano Carroceraにも出資を求める。この段階でTMLの持ち分は21%に下降するが、将来持ち分を100%に拡大するオプションを確保する。Hispano Carroceraの技術を採用した豪華バスは欧州と米国市場にも輸出される。
バス合弁会社は、TMLの既存バス部門と相互補完の関係を結ぶ。TMLの既存バス製造部門は、7~54人乗りのバスを製造、昨年はおよそ2万8000台を販売した。
TMLのスポークスパースンによれば、Marcopolo及びHispano Carroceraとの合弁を通じ、TMLは両社のデザイン及び技術を吸収し、国内市場と海外市場を開拓、向こう数年内に年間5万~6万台の販売を目指す。ゴア拠点のバス・ボディー・メーカー、Automobile Corporationにも10%出資しているTMLは、5万4000台の国内バス市場の49%のシェアを握っている。
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