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2007-08-03 ArtNo.39826
◆インド鉄鋼産業、製品ミックスのアンバランスに直面
【ニューデリー】インド鉄鋼産業が、これまでに発表したプロジェクトをそのまま実行するなら、製品ミックスに著しいアンバランスが生じる。また向こう5年間にこれらの企業が実際に進めるであろうプロジェクトと市場の需要動向を対照するなら、やはり大幅な不均衡が生じることが窺える。
ビジネス・スタンダードが7月30日報じたところによると、仮に発表通りプロジェクトが実行されれば、インドの粗鋼生産能力は2011-12年までに2億4000万トン以上に拡大する。しかしやや楽観的な実際的見通し(例えばPoscoとMittalsのプロジェクトの一部が稼働した場合)は1億3800万トン前後、若干控え目な見通しは1億1500万トン前後と予想される。これには軟鋼/合金鉄/ステンレスを含むあらゆる種類のスチールが含まれている。
やや楽観的見通しの内訳は、条鋼製造能力6300万トン、鋼板製造能力7500万トン、条鋼完成品製造能力5700万トン、鋼板完成品製造能力6750万トンで、仮に鋼板製造施設の稼働率を90%、条鋼製造施設のそれを85%とすれば、条鋼の年産量は4850万トン、鋼板のそれは6075万トンになる。
一方、2011-12年の国内需要の楽観的見通し(現在のGDP成長率が全期間を通じて維持された場合)は約8000万トンで、内訳は、鋼板2800万トン、条鋼5200万トン。したがって設備能力に調整が加えられない限り、条鋼350万トンの純輸入と鋼板2200万トンの純輸出が必要になる。条鋼製造施設の稼働率が自動的に高まれば条鋼の輸入は抑制されるが、それには原料供給の確保が前提になる。取り分け中小製鋼施設全ての稼働率を85%以上に高める必要がある。また設備能力の拡大がより穏やかなものにとどまり、国内需要が急増したにしても、年間約1300万トンが純輸出が必要になると言う。
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