SEAnews 2007-08-01 ArtNo.39818

【コルカタ】RPGグループのCESC Ltd(旧社名Calcutta Electricity Supply Company)は2012年までに電力／小売／不動産事業に1万9400クロー(US$47.32億)を投資するとともに、様々な方法を通じ拡張資金を調達する。
エコノミック・タイムズ、ヒンドゥー・ビジネス・ライン、インディアン・エクスプレスが7月28日報じたところによると、CESCのSanjiv Goenka副会長は27日催された年次総会の会場で、マスコミに以上の計画を語った。それによると、国際預託証券(GDR)／公募／株主割当／機関投資家等、様々な方法を採用するが、どの方法で、どれほどの額を調達するかは今年10月までに決める。また一部の経費は内部余剰で賄われる。
電力事業には1万8000クロー(US$43.90億)の投資を予定しており、西ベンガル州Haldiaの2000MW(ﾒｶﾞﾜｯﾄ)の発電施設に8000クロー(US$19.51億)、同州Budge Budgeの発電施設に1000クロー(US$2.44億)、オリッサ州とジャールカンド州Dumkaの各1000MWの発電施設に各4000クロー(US$9.76億)、配電網に1000クローを、それぞれ投資する。
また小売／不動産ビジネスには2009年3月までに1400クロー(US$3.41億)を投資する計画だ。Spencer小売チェーンと合併したCESCは、今会計年度内に300店舗を増設する。一方、西ベンガル州Kolkata市内に40万平方フィートのモールを開発する合弁計画からGodrejグループが手を引いたため、同プロジェクトはCESCが単独で進めることになった。
CESCの2007年3月期年商は前年の2587.26クローから2576.98クロー(US$6.29億)に僅かに下降したが、純益は同177.47クローから300クロー(US$7317万)に拡大したと言う。