2007-08-01 ArtNo.39809
◆銀行預金金利引き下げ?、インフレ圧力持続も:新金融政策
【ニューデリー】中央銀行が7月31日に発表した新金融政策(Credit policy)は、原油価格の圧力と世界的需要を配慮するなら、インフレ圧力緩和にさしたる効果を発揮しないものと見られる。
エコノミック・タイムズが7月31日伝えたところによると、銀行は支払準備率(CRR:Cash Reserve Ratio)引き上げを受け、恐らく預金金利に見直しを加えるものと見られる。銀行界は既に預金金利の下方修正を暗示している。CRRの引き上げで1万5000クロー(US$36.59億)の流動性が市場から引き上げられる見通しだが、リバースレポ取引上限の撤廃で債券取引は活発化するものと見られる。
一方、証券市場では、この日、新金融政策発表直後に銀行銘柄指数が1.4%下降した。
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