1995-02-06 ArtNo.398
◆<星>投資家、米国ベンチャー・キャピタルと中国投資
【シンガポール】米国のベンチャー・キャピタル・ファンドHambrchet & Quist(H&Q)は複数のシンガポール投資家と提携し、上海市郊外の不動産複合開発事業に2000万米ドルを投資する。
H&Qはシンガポール拠点のヘブン・リージョナル・ファンドを通じて投資運営会社上海パシフィックに17%を出資する。同プロジェクトに出資するシンガポール投資家には、リャン・ファット・アルミニュームLtdのピーター・タン・ヨンキー重役(MD)、繊維事業家リー・チョンミン氏に率いられるパシフィック・アソーシエーションPte Ltd(50%出資)、ホー・リー・コンストラクションPte Ltdが含まれる。計画ではホンチアオ(虹橋)テクノロジー・アンド・エコノミック・ゾーン及び上海ワールド・トレード・センターに隣接した1万2000平米の土地にショッピング・センター、サービス・アパート、プライベート・クラブ等が開発され、クラブはオムニ・グループが運営、ショッピング・センターにはヤオハンの誘致が図られる。土地の賃貸期間は30年で、満期後更に30年の延長が可能、投資回収期間は5年と見積もられている。(BT:2/4)
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