2007-07-23 ArtNo.39783
◆化学肥料会社Rashtriya、US$25.6億投資計画
【ニューデリー】公共部門企業Rashtriya Chemicals and Fertilisers Ltd(RCF)は、第11次五カ年計画期間に目下閉鎖中の2つの肥料工場の操業再開と既存施設の拡張に1万500クロー(US$25.61億)を投資することを検討している。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが7月19日報じたところによると、RCFのM. Sundararaman財務担当取締役はこのほど同紙に以上の消息を語った。それによると、西ベンガル州DurgapurのHindustan Fertilizer Corporation(HFC)工場とオリッサ州TalcherのFertilizer Corporation of India(FCI)工場の操業再開を計画している。これら2工場の操業再開に要するコストは各3250クロー(US$7.93億)と見積もられ、合計すると6500クロー(US$15.85億)にのぼる。この他マハラシュトラ州Thalの尿素プラントの拡張に2700クロー(UD$6.59億)を投資する計画だ。これら3工場の尿素年産能力は、計画完成時には合計300万トンに達し、国内の需給ギャップを埋めるのに役立つ。
RCFはまたラジャスタン州Udaipur近郊Kapasanに500クロー(US$1.22億)を投じて燐酸二アンモニウム(DAP:di-ammonium-phosphate)工場を設ける。同目的のため合弁会社Rajasthan Rashtriya Chemicals and Fertilisers Ltd (RRCS)を既に設立、プロジェクト用地の目星もつけている。負債/自己資本比率は2:1。
RCFは、以上の計画に必要な資金の内、600クロー(US$1.46億)を内部余剰で賄い、残りは政府補助と政府借款に依存する計画と言う。
|