2007-07-23 ArtNo.39778
◆エリクソン、Bharti AirtelとUS$20億GSM通信網契約
【ニューデリー】スウェーデンの通信機器メーカー、Ericssonは18日、Bharti Airtel Ltd(BAL)と、後者の15サークルにおけるGSMネットワークと23サークルにおけるプリペイド・プラットフォームの設計/企画/設置/最適化/管理を引き受ける総額20億米ドルの契約を結んだ。
ビジネス・スタンダード、デカン・ヘラルド、ヒンドゥー・ビジネス・ライン、ザ・ヒンドゥー、エコノミック・タイムズが7月18/19日報じたところによると、これはBALが過去1ヶ月間に結んだ2番目のアウトソーシング契約で、これに先だってNokia-Siemensに8サークルのネットワーク拡張・管理サービスを9億米ドルで委ねている。
BALのAkhil Gupta重役(MD補)によると、今回の契約はBhartiにとっても、インド・テレコム産業にとっても、単一のものとしてはおそらく過去最大の契約で、Ericsson IndiaのMats Granryd重役(MD)も、エリクソンが全世界でこれまでに獲得した契約の中で最大のものと語った。
エリクソンは同契約の下、向こう2年間にデータ・サービス用2G/3Gベースのモバイル・ソフト・スイッチを、またプリペイド・ユーザー向けのインテリジェント・ネットワークを用いた全インド・プリペイド・プラットフォームを、BALに供給する。今回の契約は3Gコア・ネットワークを含んでいるものの、BALは3Gサービスを開始する際に、ラジオ対応ネットワークのための別の入札を募集する必要があると言う。
一方、Vodafone Group PlcはBALの4.99%の持ち分を売却、これに伴いBhartiのBAL持ち分は50%以上に拡大した。
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