2007-07-16 ArtNo.39758
◆昨年のITES-BPO輸出番付、Genpactがトップの座維持
【ニューデリー】昨年(2006-07)の情報技術(IT)対応サービス(ITES)/BPO(business process outsourcing)輸出ランキング・トップの座は、BPOメジャー、Genpactが維持、WNS Global Servicesが2位につけた。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインとデカン・ヘラルドが7月13日伝えたところによると、ソフトウェア・サービス会社全国協会(NASSCOM:National Association of Software and Service Companies)はこのほど以上の統計を明らかにした。それによると一昨年15位だったTransworks Information Servicesが、古参大手を尻目に一気に3位に浮上、IBM-Daksh、TCS BPO、Wipro BPOがそれぞれ4位、5位、6位につけた。以下、7位Firstsource Solutions、8位HCL BPO、9位Infosys BPO、10位EXL Service Holdings、11位Citigroup Global Services、12位Aegis BPO Services、13位HTMT Global Solutions、14位24/7 Customer、15位Mphasis BPOの順。
昨年のITES-BPO輸出総額は84億米ドルと、前年比33.5%成長、314億米ドルのソフトウェア・サービス輸出全体のほぼ27%を占めた。今年(2007-08)も30%の成長を遂げ105億~110億米ドルに達するものと予想される。
NASSCOMのKiran Karnik会頭によると、BPO部門は過去10年間に質的転換を遂げ、当初は単なるデータの入力業務を担当していたに過ぎなかったが、今では複雑なプロセス処理を手掛けるようになっていると言う。
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