2007-07-13 ArtNo.39747
◆オリッサ水力発電公社、発電機の更新入札を改めて募集
【ブーバネスワル】オリッサ水力発電公社(OHPC:Orissa Hydro Power Corp)は、Hirakud Power Stationの第5/第6発電機の修理・近代化工事を見合わせ、新設備を据え付ける方針を決めた。このため近く改めて入札が募集される。
インディアン・エクスプレスが7月12日報じたところによると、オリッサ州政府の電力部長はは11日の州議会で以上の消息を確認した。それによるとOHPCは2005年3月30日に関係国際競争入札を募集、丸紅、国営重電機会社Bharat Heavy Electricals Ltd(Bhel)、VA Techが入札した。しかしVA Techは最終入札を棄権、Bhelは失格、コンサルタントを務めるMetallurgical & Engineering Consultants(MECON)は丸紅の入札のみが検討対象になると報告した。しかし丸紅の提示価格204クロー(US$4976万)は、見積もり額を28%上回った。このためMECONに価格交渉が指示された。丸紅は結局184.398クロー(US$4498万)に値下げしたものの、依然として見積もり額を12.4%上回った。中央電力局(CEA:Central Electricity Authority)は、184.398クローは1MW(メガワット)当たり2.45クローと、依然としてかなり高水準なため、既存の37.5MWの発電機よりもキャパシティーの大きい新発電機に転換するよう提案した。中央政府は同提案を受け入れたため、OHPCは入札をキャンセルしたと言う。
|