【バンガロール】中央政府は23件、総額1万100クロー(US$24.63億)のメガ・インフラ・プロジェクトを原則的に承認した。これらのプロジェクトは公共民間協力(PPP:public-private partnership)方式と『viability gap funding(VGF:実行能力不足補填基金)』スキームを通じて実行される。
インディアン・エクスプレスが7月11日伝えたところによると、経済問題総局(DOEA:directorate of economic affairs)のSindhushree Khullar副次官はこのほど以上の消息を明らかにした。それによると、中央政府はこれら23件のプロジェクトに2572クロー(US$6.27億)のVGF資金を提供する。23件中5件は入札募集段階に有るが、8件は適当な開発請負業者が見い出せず、残りはまだ交渉段階にある。
インド政府はPPP方式を通じてインフラ開発を加速する狙いから2年前にVGFスキームを導入した。PPPスキームの下、中央政府と州政府がプロジェクト資金の各20％を拠出する。また懐妊期間が長く、投資収益が乏しいインフラ・プロジェクトにはVGF資金が提供される。これまでに39件のプロジェクトにVGF資金が提供された。これらVGF資金が提供されたプロジェクトは主に道路プロジェクトで、これらの道路はグジャラート州／マハラシュトラ州／マドヤプラデシュ州／ラジャスタン州に跨るものと言う。