2007-07-09 ArtNo.39718
◆Hero Honda、Haridwar工場の操業開始延期
【ニューデリー】Hero Honda Motors Ltd(HHML)はウタラカンド州Haridwarに建設中の第3工場をスケジュール通り今年8月に完成するが、操業開始を次期会計年度に延期する方針を決めた。
エコノミック・タイムズが7月4日伝えたところによると、HHMLのAnil Dua副社長(マーケッティング&セールス)はこの日以上の方針を語った。それによると、HHML経営陣は、二輪車業界が目下直面する市況の軟化と、新工場に適応される10年間の税制優遇措置を配慮し、Haridwar工場の操業開始と出荷を次期会計年度に延期する方針を決めた。
州政府は操業開始の日から10年間優遇税を適応することを認めているが、年度半ばから操業を開始すれば、税制優遇措置の恩恵を100%享受することはできない。また現在の低調な市況の下では、最適な稼働率を実現することができず、収益も低水準にとどまらざるを得ない。
現在の低調な市況は一時的なもので、時が経てば復調するものと見られる。これら2点を配慮した結果、操業開始時期を次期会計年度まで延期する方針を決めた。新工場の年産能力は操業初年度の50万台から最終的に150万台まで引き上げられる。
ビジネス・スタンダードが6日報じたところでは、HHMLのRavi Sud財務主任(CFO)は、同紙にHaridwarの操業開始期日は当初今年10月に予定されていたが、2008年4月1日に延期したと語った。
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