SEAnews 2007-07-02 ArtNo.39694

【ニューデリー】ウッタルプラデシュ州Firozabad拠点のEvera Auto India(EAI)は7月にデリー、ウッタルプラデシュ州、ウタラカンド洲において環境に優しいバッテリー駆動モーターサイクルを発売、二輪車市場のニッチ・セグメント開拓を図る。
エコノミック・タイムズが6月28日伝えたところによると、EAIのプロモーター、Mukesh Bansal氏はこのほどIANS通信に以上の計画を語った。それによると250ワットのモーターを搭載したモーターサイクルを上記3州のディーラー10社を通じ7月の第3週に発売する。6時間の充電で80キロ走行でき、最高時速は25キロ。
現在国内で販売されている電動モーターサイクルは中国から輸入されたものだが、EAIは2年をかけて独自開発した。毎日10～15キロを移動するユーザーをターゲットにしている。価格は2万5000～3万2000ルピーで、維持費は極めて低い。価格競争力があり、この種のカテゴリーの競争者は今のところ存在しないため、良好な売れ行きが望める。今会計年度中に1万2000台の販売を目指すと言う。