2007-06-29 ArtNo.39683
◆公共/民間部門5年内に空港開発にUS$87.8億投資
【ニューデリー】インド空港局(AAI:Airport Authority of India)と民間開発業者は向こう5年間に半ダースほどの新空港と50の小規模空港を開発するため3万6000クロー(US$87.8億)を投資する必要がある。
エコノミック・タイムズが6月27日報じたところによると、民間航空省のK N Srivastava次官補は27日催された航空産業会議の席上、以上の見通しを明らかにした。
それによると、これらの空港はマハラシュトラ州/グジャラート州/カルナタカ州/ビハール州/東北部諸州に建設される。インド政府はマハラシュトラ州のSirdiとSolapurに2空港を、東北地区に4空港を、カルナタカ州に1空港を、それぞれ新たに建設することを計画している。
この他の50の小空港は東北地区に12、カルナタカ州に8、ビハール州/グジャラート州/その他の州に複数が設けられる予定だ。カルナタカ州/マハラシュトラ州/グジャラート州等における小規模空港開発に対する関心は大きく、カルナタカ州政府が小規模空港開発をオファーした際には、TataやAmbaniグループ等が勇躍応札した。
AAIは3万6000クローの内1万2000クロー(US$29.27億)を内部資金やその他の金融手段を通じて拠出する。残りの2万4000クロー(US$58.54億)は民間部門が負担することになる。
Delhi/マハラシュトラ州Mumbai/アンドラプラデシュ州Hyderabad/マハラシュトラ州Puneを初めとする10都市の空港をリンクする鉄道を建設するため、計画委員会のAnwarul Hoda委員を長とする専門委員会を既に組織、計画の立案を進めている。
民間航空省はインド空軍に対しピーク時に一部の空軍基地への民間航空機の乗り入れを認めるよう求めており、ウッタルプラデシュ州GhaziabadのHindon空軍基地が最初の候補地に上がっている。
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