2007-06-29 ArtNo.39682
◆民間航空省、航空貨物便会社のFDI上限引き上げ提案
【ムンバイ】民間航空省は航空貨物便会社の外国直接投資(FDI)上限を現在の49%から74%に引き上げることを提案した。
エコノミック・タイムズとビジネス・スタンダードが6月27/28日伝えたところによると、Praful Patel民間航空相は27日に催されたAir-Indiaの欧州向け貨物便サービス開始記念式典の会場で以上の消息を語った。それによると、FDI上限の引き上げ提案は新民間航空政策『Vision 2010』に盛り込まれている。商工省と外国投資促進局(FIPB)が提案内容に検討を加えており、間もなく関係通達が行われる見通しだ。
今日の国内経済の成長ぶりからすれば、向こう10~15年間に少なくとも500機の貨物航空機を導入する必要がある。ブームを呼ぶ貿易活動に十分なロジスティクス・サポートを提供する必要があり、500機は決して誇大な数字ではない。
マハラシュトラ州Nagpurに全国的な航空貨物ハブを設けることも計画している。公共民間協力(PPP:private public partnership)コンセプトを通じて一層多くのインフラ施設を設ける計画で、こうした構想も新民間航空政策に盛り込まれていると言う。
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