2007-06-27 ArtNo.39674
◆IT/BPO、向こう4年間も年率30%以上の成長維持
【ニューデリー】過去数年間に複合年間成長率(CAGR:compounded annual growth rate)35%をマークしたインドの情報技術(IT)及びBPO(business process outsourcing)産業は、向こう4年間も年率30%以上の成長を遂げる見通しだ。
デカン・ヘラルドが6月25日伝えたところによると、インド商工会議所協会(Assocham:Associated Chambers of Commerce and Industry of India)の最新調査報告は以上の見通しを掲げている。
事業の非中核業務をオフショア化する潮流は、TCS/Infosys/Wipro等のトップ・プレーヤーのみならず、地元の二級(Tier 2)プレーヤーも、IBM/Accenture/Fujitsu等のグローバル・プレーヤーを上回る成長を遂げさせた。インドの大部分のITサービス/BPOプレーヤーは過去数年間にバリュー・チェーンを遡り続けてきた。
ベンチャー・キャピタル(VC)投資家はこうした機会をとらえ、IT/BPO企業への投資拡大を目指している。VC基金は、Flextronics Software System/Geometric software/Quattro等のニッチ・プレーヤーへの投資拡大も図っていると言う。
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