2007-06-25 ArtNo.39660
◆Kalyani、ブラジル企業GerdauとSJK Steelに共同出資
【ムンバイ】Kalyaniグループの特殊鋼会社Kalyani Steels Ltd(KSL)は最近30クロー(US$732万)で買収したSJK Steel Plant Ltdを、ブラジル企業Gerdau SA及びその他の投資家との45:45:10の合弁会社にすることで、Gerdau SAと合意した。
エコノミック・タイムズ、ビジネス・スタンダード、デカン・ヘラルドが6月22/23/24日、インドの指導的炭素鋼及び合金鉄製造会社KSLのステートメントを引用し伝えたところによると、アンドラプラデシュ州Tadipatriに位置するSJKは総合的合金鉄プラントで、目下の年産能力は27万5000トン。合弁事業体はSJKの完成品年間製造能力を数年内に160万トンに拡大する。
Gerdau Groupは世界鉄鋼会社ランキング15位で、2006年の年産量は1560万トン、売上げは275億米ドル。ブラジル、カナダ、米国、スペインを含む12カ国にプレゼンスを築き、3万2000人を雇用している。Gedrau GroupのAndre Gerdau Johannpeter重役(CEO)によると、今回の合弁を通じ同社はインドの市場環境や文化に関する情報を収集できると言う。
KSLのBN Kalyani会長によると、Gerdauとの強固なパートナーシップを築き、両社のスチール・ビジネスを強化するのが合弁の狙い。合弁事業のハイライトの1つは圧延施設の増設で、これにより自動車業界や建設業界向けの高付加価値製品を製造できると言う。
エコノミック・タイムズはこれ以前にKSLがグループ企業の持ち分を売却し、売却収入を設備拡張と製品ポートフォリオの拡大に当てる方針と報じていた。
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