1995-11-18 ArtNo.3966
◆<星>タンピニースを第2のシェントン・ウェーに再開発
【シンガポール】都市再開発局(URA)の開発ガイド・プラン(DGP)の下、チャンギ空港に隣接したタンピニース地区は今世紀末までに第2のシェントン・ウェー、ミニ・ジュロン工業団地に生まれ変わる。
URAが17日公開したタンピニースとパシル・リスのDGPによると、現在260万平方フィートの商業スペースをもつタンピニースには更に85万平方フィートの商業スペースが追加されるが、業界筋はその大部分がオフィス・スペースになるものと見ている。これにより、同地区は中央ビジネス地区の4分の1のオフィス・スペースを備えることになる。タンピニース・センターには既にDBSビルディング、CPFタンピニース、センチュリー・スクエア、テレパーク、ファイナンス・パーク等の商業ビルが続々開発されている他、この先5年間のオフィス需要に応じるためチャンギ・サウス工業団地内に67haのビジネス・パークも設けられ、来年着工予定の第1期工事では内40haが開発される。また住宅も2万戸追加され、タンピニースの総戸数は8万4500戸となる。隣接するパシル・リスにも現在の住宅総数の40%に当たる1万3400戸が追加される。新たに建設される住宅には土地付き住宅、エグゼクティブ・コンドミニアム、中密度住宅が含まれる。この他、アパー・イーストコースト・ロードを延長してパンアイランド・エクスプレスウェーに接続するなど交通インフラの改善も図られる。(ST,BT:11/17)
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