2007-06-22 ArtNo.39642
◆昨年の対米投資トップはIT/ITES、M&A3.5倍に
【ニューデリー】インドの昨年(2006-07)の対米直接投資は48件、合計20億米ドル以上にのぼったが、情報技術(IT)及びIT対応サービス(ITES)が全体の48%を占めた。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが6月19日伝えたところによると、インド商工会議所連盟(FICCI:Federation of Indian Chambers of Commerce and Industry)とErnst & Young (E&Y)が共同で作成した『インド企業の対米直接投資報告書(Report on Direct Investments in the US by Indian Enterprise)』は以上のようにレポートしている。
一方、インド企業の海外における合併買収(M&A)は2005年の43億米ドルから2006年の150億米ドルに急増、2007年には350億米ドルを突破する見通しだ。大型M&Aが紙上を賑わしているが、2000万~6000万米ドルの中小規模のM&Aが一層多く存在し、向こう数年この種の中小規模のM&Aが急増するものと予想される。
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