2007-06-15 ArtNo.39608
◆ムンバイ地下鉄第2期工事に7コンソーシアムが応札
【ムンバイ】インド経済の中心地、マハラシュトラ州Mumbaiにおける地下鉄計画(Mumbai metro rail project)の第2次入札資格予備審査(pre-qualification bids)受付が11日締め切られ、三菱を含む7コンソーシアムが申請書類を提出した。
エコノミック・タイムズが6月12日報じたところによると、これらの申請者には、GE India ? L&T-CA-IDPL/Tata power-三菱-Tata Realty's Pioneer Infrastructure/GVK-Bombardier-マレーシア企業YTL/IL&FS-Soma Constructions-Punj Lloyd/Essar-Alstom/Reliance Industries (RIL)-Siemens-Gammon/Reliance Energy Ltd(REL)-カナダ企業SNC Lavalinが含まれる。この内RELは第1期工事契約を獲得している。
マハラシュトラ州ムンバイ都市開発局(MMRDA:Mumbai Metropolitan Region Development Authority)が結節機関を務める同プロジェクトは向こう15年間におよそ1万9525クロー(US$47.62億)を投じ3段階に分けて、地下鉄32.5キロ/高架軌道114キロ合計146.5キロの鉄道網を敷設することを目指している。
第2期計画では、Mahim/Mankhurd間12.8キロ、Charkop/Dahisar間7.5キロ、Ghatkopar/Mulund 間12.4キロの工事が行われ、2016年の完成が目指される。
ちなみに第1期計画ではColaba/Mahim/Charkop間36キロとVersova/Andheri/Ghatkopar間15キロが建設され、完成目標期日は2011年。
第3期計画ではBandra-Kurlaコンプレックス/空港/Kanjur Marg間19.5キロ、Andheri(East)/Dahisar(East)間18キロ、Hutatma Chowk/Ghatkopar間21.8キロ、Sewri/Prabhadevi間3.5キロが2021年の完成を目処に建設される。
全8路線中4路線が中央ビジネス街に接続され、全面開通すると4分間隔で列車が運行される。これにより毎時6万人の乗客が輸送され、Versova/Ghatkopar間の所要時間は現在の70分から21分に短縮される。乗車料金は3キロまで6ルピー、3-8キロが8ルピー、8キロ以上が10ルピーになる見通しと言う。
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