【ニューデリー】中核インフラ産業6業種は今年4月、石炭、セメント、鉄鋼完成品の伸びが鈍化したものの、全体として7.4%の成長をとげ、昨年同月の7.3%を僅かに上回った。
ヒンドゥー・ビジネス・ライン、ビジネス・スタンダード、エコノミック・タイムズ、インディアン・エクスプレス、デカン・ヘラルド、ザ・ヒンドゥーが6月12日、商工省産業政策促進局(DIPP:Department of Industrial Policy and Promotion)の暫定統計を引用し伝えたところによると、今年4月の6業種の伸びは石炭0.5%(3.4%)、セメント5.1%(12.2%)、鉄鋼完成品8.4%(10.1%)、石油精製15.1%(13.1%)、電力8.7%(5.9%)、原油1.4%(-1.8%)と、石油精製/電力/原油の伸びが昨年同期の伸び(括弧内の数字)を上回り、他の3業種の成長鈍化を相殺した。しかし今年4月のインフラ中核産業成長率は前月の8.6%(6.2%)に比べ鈍化した。