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1995-02-06 ArtNo.396
◆＜星＞ワイワイ、アジア太平洋地域通信市場開拓に本腰
【シンガポール】マーケッティング、流通グループのワイワイはアジア太平洋地域の通信市場開拓を目指し着々と足場を固めている。
事務機の流通業務からスタートしたワイワイは最近は通信機器関連事業ばかりでなく、ファミリー・エンターテイメント・センター、テーマパーク、レストランの開発・経営にまで手を広げ、傘下に約30社の企業を擁する。ワイワイのウォン・イップヤン会長によると、域内市場開拓ではワイワイ・ショップ・チェーン構築と移動体通信サービスが重視され、また中国、ＡＳＥＡＮ、インド市場が当面のターゲットとされる。同社は近くアジアの複数の大手企業と中国、パキスタンを含むアジア諸国にワイワイ・ショップをオープンする合弁契約を結ぶ。ワイワイ・チェーンの営業収入は通信機器や事務機のリース／レンタル料、ゲーム・ソフトウェアーの売上等から成る。目下シンガポールに42店舗、マレーシアに81店舗を展開、向こう6カ月間にはシンガポールに3店、マレーシアに19店が追加される。これら22店舗の開店コストは4400万Ｓドルと見込まれる。 移動体通信事業に関してはワイワイは不動産開発のファー・イースト・オーガニゼーション(FEO)との提携を強化している。ウォン氏は最近ＦＥＯの上場子会社オーチャード・パレード・ホールディングズの取締役に就任した。ＦＥＯとの提携によりワイワイはシンガポール及び香港における移動体通信地上基地の用地を確保でき、ＦＥＯはまた通信事業進出に必要なノーハウを吸収できる。両社はシンガポールではＡＴ＆Ｔ、第二電電、米国のエアタッチ・インターナショナルとコンソーシアムを組んで第2セル式電話及びページング・サービスの営業免許入札に応札している。(BT:2/4)
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