NNNNNNNNNNNNNNNN
SEAnews SEA Research, BLK 758 Yishun Street 72 #09-444 Singapore 760758
India Front Line Report
SEAnews Issue:monthly
tel:65-87221054
NNNNNNNNNNNNNNN
2007-06-13 ArtNo.39592
◆自動車業界、需要軟化で生産削減
【ニューデリー】インド自動車業界は需要減退に応じ、二輪車から四輪車に至るまで生産削減を強いられている。金利上昇に伴う様々な要因が需要減退の背景に存在すると見られ、3月に生じた生産削減の動きは5月には主要自動車メーカーの大部分に波及した。
インディアン・エクスプレスが6月9日、インド自動車製造業者協会(SIAM:Society of Automobile Manufacturers of India)の統計を引用し報じたところによると、インド第3の乗用車メーカーで、国内最大の商用車メーカーでもあるTata Motorsの5月の全般的生産実績は昨年同月比4.4%ダウンした。この他、Toyota Kirloskarは同11.4%、Hyundai Motor Indiaは同9.9%、Ford Motorsは同36.9%、Hindustan Motorsは同21.2%、SkodaAutoは同25.5% 、Volvo Indiaは同6.4%、それぞれ削減した。二輪車メーカーについてもHero Hondaは同4.8%、Bajaj Auto Ltdは同12.3%、TVSは同56.5%、Yamahaは同59.3%、それぞれ生産の縮小を強いられた。
自動車産業調査会社TNS AutomotiveのPradeep Saxena副社長は、「これは憂慮すべき兆候で、雨期を控えて今後状況は一層深刻化するものと見られる。当然企業の収益にも影響を及ぼす」と指摘した。同氏によると、高金利がネガティブな情緒の背景になっており、ディーラー・サイドの滞貨が生産削減の直接の理由と言う。
国際会計事務所KPMGのYezdi Nagporewalla氏は「設備過剰が存在するのは確かで、金利が下降しない限り、また金利が下降するまでは、需要の回復は望めない」と語った。
国内経済のバロメーターと見なされている中・大型商用車市場の動向も懸念され、Tata Motorsの5月の貨物商用車の生産量は昨年同月比僅か4.7%の増加にとどまり、Ashok Leylandのそれは6.7%下降した。
[Your Comments / Unsubscribe]/[您的意见/退订]/[ご意見/配信停止]
Please do not directly reply to the e-mail address which is used for delivering the newsletter.
请别用递送新闻的邮件地址而直接回信。
メールをお届けした送信専用アドレスには返信しないで下さい。
SEAnews 掲載記事の無断転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。
Copyright 2003 SEAnews® All rights reserved. No reproduction or republication without written permission.