2007-06-11 ArtNo.39588
◆Moser Baer、太陽光電池製造能力を2倍に拡張
【ムンバイ】Moser Baer Photo Voltaic Ltd(MBPVL)は2500万~3000万米ドルを投じ、太陽光電池(SPVC:solar photovoltaic cell)の製造能力を2007-08年中に2倍に拡大する。
エコノミック・タイムズが6月7日報じたところによると、MBPVLのRavi Khanna重役(CEO)は7日記者会見し以上の消息を語った。それによると前四半期のキャパシティーは40MW(メガワット)だったが、80MWに拡大する。SPVCの商業ベースの出荷は既に開始され、操業当初2四半期は繁忙が見込まれる。市場の反応は旺盛で現在のキャパシティーは完売した。SPVCに対する注文はインド国内の他、米国、欧州、南アジアから1億米ドル以上寄せられている。
SPVC製造能力拡張投資は、親会社Moser Baer India Ltdの向こう3年間の投資予算2億5000万米ドルの一部で賄われる。2008年3月期年商は8000万~1億米ドルが見込まれ、こうした成長が続けば2010年までにMVPVLは500MW企業に成長する見通しだ。世界のPV市場は2010年までに現在の6倍の400億米ドルに達するものと見られる。
親会社はこれ以前にMBPVLに1700万米ドルを投資したと発表している。世銀傘下のInternational Finance Corporationも2250万米ドル出資、9.76%のシェアを握っている。
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