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2007-06-08 ArtNo.39579
◆好戦的Gurjarは“はにかみ”規準違反?
【ニューデリー】指定部族(ST:scheduled tribe)が、誰もが羨望するステータスになり、少数部族問題省の門前にST認定を求める900余の部族が列を成しているが、Gurjar族にしろMeena族にしろ、STステータスを手に入れるのは、それほど容易なことではない。
ビジネス・スタンダードは6月5日『好戦的Gurjarは“はにかみ”規準違反(Belligerent Gurjars fail on ST criterion of shyness)』と題するコラムの中で、ラジャスタン州に発生した種族紛争に論評を加えている。
それによると、少数部族問題省はSTステータスの認定基準として、『原始部族としての特徴』、『地理的阻害』、『文化的特徴』、『経済的後進性』、そして最後に『一般社会に融け込むことを嫌うshyness』を掲げている。
とは言え、『森林権法(Forest Rights Act)』の立案に携わったS R Sankaran委員会のメンバー、Pradeep Prabhu氏は、「これらの条件は、ST編入を求める部族の政治的圧力の前には二次的な補足条項に過ぎない」と指摘する。
Prabhu氏によると、Gurjar族に関して言えば、移動性の牧畜民であり、移動性種族(nomadic)は本来少数部族(tribal)の範疇に含まれない。しかしGurjar族はヒマチャルプラデシュ州の牧畜民との血縁を主張できる。後者は既にSTの認定を受けている。
ラジャスタン州におけるGurjar族の要求は、STステータスを要求する少数部族の全国的潮流の一例に過ぎず、何れの州も同様の問題を抱えている。
アンドラプラデシュ州のLambada族は行商を生活手段とする移動性種族で、マハラシュトラ州に居住するいわゆる『その他の後進階級(OBC:Other Backward Classes)』と同一種族だが、STステータスを獲得した。
マハラシュトラ州は、1980年から1990年の間に少数部族人口が倍増し、少なからぬ部族がST認定を求めている。
カルナタカ州でもNaik族が、少数部族の範疇に含まれないにも関わらずST資格を認められた。その際には社会主義者の意見が参考にされたようだが、一体だれが彼らの意見を求めたのか。
今後も新たなグループがSTの認定を受ける可能性はあるが、一旦認定されたST資格を解除するのは極めて難しい。その結果、STの年間所得上限は今や40万ルピーに上昇している。ちなみに一般市民は年間所得が10万ルピーに達したなら納税せねばならない。このため合法的に所得管理をしてさえいれば、誰でもST資格を維持できると言う。
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