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2007-06-08 ArtNo.39573
◆モーターサイクル・メーカー生産削減し、在庫調整
【ニューデリー】これまで順調な成長を遂げて来たインド・モーターサイクル市場は壁に突き当たり、トップ・プレイヤーらは生産の合理化とディラー・サイドの在庫削減を強いられている。
エコノミック・タイムズが6月7日報じたところによると、業界消息筋はマイナス成長基調が6月も続けば、何処も手に余る事態に陥ると予想している。マーケット・リーダー、Hero Honda Motors Ltd(HHML)のディラー向け出荷は5月に6%落ち込んだが、輸出を拡大することもできないため、調整に窮している。HHMLのAnil Dua副社長(マーケッティング&セールス)は、「オフシーズンが早まるものと予想され、モンスーンも到来したことから、相応の生産を行う」と語った。
今年2月以来マイナス成長が持続しているライバルのBajaj Auto Ltd(BAL)の5月の一次出荷はほぼ15%の落ち込みを見た。BALの月間生産及び一次出荷台数は昨年の今頃は20万台弱だったが、現在は17万台前後に約10%縮小している。ディラーの二次販売台数は依然17万台を上回っているため、ディーラー・レベルの在庫は減少する見通しだ。在庫の削減は100ccのCT-100とPlatinaに照準が合わされている。これらのカテゴリーには次期四半期に新モデルが紹介される。
第3のプレーヤーTVS Motor Co(TVSMC)も生産と流通に調整を加えている。同社は生産と一次出荷を20%ほど減らしてディラー・サイドの在庫削減を図っている。TVSMCのR Chandramouli副社長によると、同社は月ごとに需要動向に合わせて生産を調整していると言う。
自動車業界筋によるとモーターサイクル需要は金利の上昇とそれに伴う金融の縮小で深刻な影響を受けている。モーターサイクル販売は、3.5%の落ち込みを見た3月以降、マイナス成長を続けており、4月には10%下降した。小売販売も下降しており、このまま状況が改善しないなら通年の販売量は15%減少する見通しだ。実際のところ小売販売が一次出荷量を下回り始めたのは昨年11月のことで、今年2月には両者の差が7~8%に達した。
証券業界の観測筋は、トップ・メーカーのアグレッシブなマーケッティング戦略が裏目に出て、バイヤーが購入を先送りしたこともスランプの一因と指摘している。
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